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Eクリエイトは「ユーザー視点のものづくり」教育を支援いたします。

ユーザー視点のものづくり教育とは

「ユーザー視点のものづくり」教育の背景と内容

小中学校でのものづくり教育の授業時間は年々減少し、将来の日本のものづくり人材の育成は危機的な状況へ向かっております。「ものづくり教育」単なる技術者や職人を育てることではなく、「人づくり」に通じる大切な教育を含んでおります。
従来の小中学校のものづくり教育は自分のものを作っておりました。「ユーザー視点のものづくり」教育では小学校の図工、生活、総合学習の時間、中学校の技術家庭科の授業でものを作る学習をする時に自分のものを作るだけでなく、相手を決め相手の要望を聞いて、相手のものを作り、作ったら相手に使ってもらって感想を聞き、不具合があれば改良する内容を加えます。これによって相手意識を醸成し、相手の要望を実現するために工夫やアイディアを出す学習を体験を通じて行い。相手に使ってもらって
喜んでもらい意欲をたかめ、使いずらい点は改良することで、相手の立場を理解する学習を行うことができます。
2005年度諏訪市から開始して各市町村の教育委員会で採用され、2011年度で延べ約7万人の小中学生がこの教育を受けております。

「ユーザー視点のものづくり」教育のねらい

1)ものづくりの実体験を通じて「相手のものを作る」ことにより相手の立場を理解する「相手への思いやりの心」を育成する。

2)学習した知識を活用して「相手の要望」を実現するために「知恵を出し」「工夫する」能力をものづくり体験を通じて養う。

3)「ものづくり」で道具の使い方を習得し、手を使うことにより「前頭葉」を刺激し、脳の発達を促す。

4)相手の要望を文章化し工夫を構想図に表し、発表しあって互いに良い点を採り入れ、作り方の工程を前もって理解する「見通しを持ったものづくり」を習得する

5)相手のものを作り、相手に使って評価してもらい、問題点を改良し、さらに良いものをつくる 「ユーザー視点のものづくり」のステップを習得する。

6)「人や社会に役立つこと」を積極的に実践できる人材を育てる。

「ユーザー視点のものづくり」のステップ

step.pdf へのリンク